塗装の基礎知識

塗料の種類について

塗料には、同じ樹脂でも「水溶性」と「溶剤性」があります。また、「溶剤性」の中には、「1液型」と「2液型」が存在します。 「1液型」とは、そのままシンナーで薄めて使用するタイプ。 「2液型」とは、主剤と硬化剤に分けられ、仕様書通りの配合で混ぜた後、シンナーで薄めて 使用するタイプです。 (「2液型」の方が手間がかかりますが、塗膜は強靭だと私は思います) 更に「1液型」「2液型」のそれぞれは、「弱溶剤」と「強溶剤」に分類されます。 「弱溶剤」は、比較的に臭いが少なく、塗料用シンナー(石油に近い)で薄める事が出来る、 水溶性に次いで環境に優しい塗料です。 「強溶剤」は、臭いが強く、トルエンやキシレンが多く含まれています。 ラッカーシンナーや エポキシシンナー等の臭いが強いシンナーで薄める必要があり、環境に良いとは言えない 為、近年では余り使われない様になっています。 塗装工事では、この様に分類される塗料を場所や環境によって使い分ける必要がある訳です。

写真の説明

アクリル樹脂塗料

一般に使われる、最も安価な塗料。 塗布後耐久年数は5~6年程度。

ウレタン樹脂塗料

比較的良質な塗料。価格、性能共に中位。 塗布後耐久年数は7~8年程度。

シリコン樹脂塗料

高級塗料。耐久性とコスト・パフォーマンスを考慮して、最もお薦め 塗布後耐久年数は10~12年程度。(最近では主流です)

フッ素樹脂塗料

最高級塗料。最も耐久性に優れるが、高額な為一般住宅塗装には不向き。 塗布後耐久年数は15~18年程度。 注)表の「塗布後耐久年数」は、適切な下地処理を施した上での数字であり、環境にも左右されます

その他

フタル酸樹脂塗料・・・主に木工用の高級塗料。汎用型で、木部、鉄部等に使用。
合成樹脂塗料・・・汎用型で使い勝手が良い。ホームセンターでもよく見られる。
エキポシ樹脂塗料・・・接着剤の原料にもなる強力な樹脂。錆止め塗料としても使われ、防錆効果と密着性は◎。
等、様々あります

塗料

塗料にもメーカー別に何千種類と存在します。メーカー別に力を入れている 塗料があり、それによって耐久性や機能性も変わってきます。 塗装をするにあたっては、数ある塗料の中から、部位ごとに一つを選び出す必要があります。 各メーカーや各塗料により素材や耐久性に、多少の差異があります。 各施工店の塗料店との業務提携により、お客様のコストを削減出来る塗料が限定される傾向がありますので、使用する塗料が統一されてしまう事もあります。 しかし、各メーカーが力を入れ新しい塗料を開発している以上、どの塗料が良いのかを試して知る努力は惜しみません。
また、シリコンだから長持ちするという考え方も増えてきました。 しかし一概にシリコンだから全部が良いという訳ではなく、ダメなシリコンもたくさんあるのは事実です。 ちゃんと見極めて使用することが大事なのです。

よくある質問

Q.外壁を塗装するタイミングが分かりません。
A.基本的には、家を建ててから約10年目くらいが塗装の時期です。その後、10年おきに点検などを受けていただくと良いでしょう。ご自身での判断は難しく、専門業者に診断を依頼するのをおすすめいたします。 当社は現場調査には、職人が伺います。専門の人間が調査することで適切な診断とメンテナンスができます。基本的に追加工事は発生しないよう努めております。
Q.塗装する必要がないように思えるのですが塗装しなければいけませんか?
A.耐用年数があります。塗装の寿命と考えてください。近年では長持ちする塗装も多種でてきております。塗装が劣化してしまうと直接建物がダメージを受けてしまいます。当社では無理やり契約させるなどの悪質行為は一切行っておりません。ぜひお気軽にお問い合わせください。
Q.業者の選び方が分かりません。
A.安さを売りにする業者は注意したほうが良いでしょう。塗装には職人の人件費と塗料代がかならずかかります。安いところには理由があるものです。素人による塗装、安く耐用年数が低い塗料などを使用されてしまうケースが後をたちません。しっかりした業者を選ぶには、「何にどれだけの料金がかかるか」をしっかり聞いて、納得したうえで依頼しましょう。
Q.塗装の色はどうしたらいいですか?
A.カラーサンプルがございますので、打合せの時にじっくりお話させていただきます。
Q.においが心配です。
A.油性系の塗料は、においが発生することがあります。水溶系の場合場合はシンナーなどを使用しておりませんので、においの心配はほぼありません。アレルギーをお持ちの方や小さなお子様、ペットとお住まいの方は、打合せの際お問い合わせください。